建設現場で多く使われている空調服ですが、毎年進化を続けていることをご存じでしょうか?
空調服とは今から20年前に「長袖の服の背面に2つのファンを搭載し、服の中に風を送り込むことで体を冷やしてくれるもの」として発売されたと言われております。
また、2011年に発生した東日本大震災で、歴史的な大災害の影響により発電のキャパシティーが低下したため、各地で電力不足に関する懸念が発生しました。
そのため、限られた電力をより有効活用できるアイテムとして注目が集まり、広く知られるきっかけとなりました。
そんな空調服の進化で一番わかりやすいのはバッテリーの性能です。
私が使用している空調服のバッテリーは最大13Vの風量ですが、某メーカー2025年モデルは最大24Vの風量で倍近く進化しています。最近では、空調服だけでなく、冷却ベストや水冷服などの類似製品も多く登場しています。しかし、どの製品も価格が高めであるため、買い替えには少なからず負担がかかるのが現状です。
そこで当社では、より高い効果を得るために「冷感シャツ」の着用を推奨しております。冷感シャツも空調服同様、進化を続けており性能が上がっています。当社では安全大会参加者には冷感シャツを支給し空調服と一緒に活用してもらっております。
40℃近くあるこの夏を乗り越えるため、対策をして身を守りましょう。