暑い夏の時期も終わり、日中も過ごしやすく、朝晩に至っては肌寒く感じる季節になりました。
今年の夏を振り返ってみると、今年の夏は異常に暑かったように感じました。特に湿度が高かったのか、「まとわりつく」ような蒸し暑さだったように感じました。
気になって調べてみたのですが、やはり今年の夏は1898年から統計を開始した平均気温の中で飛び抜けて高く、過去最高を記録したと気象庁が発表しました。


引用元:ウェザーニュース

7月に入り暑さが増してきた頃、昨年買った【空調服】【送風ファン】【バッテリー】を準備して、翌日現場に行く際に着ていこうと【バッテリー】充電のためにコードを接続しました。
通常ならば数秒後に充電中を知らせる「ランプ」が点灯するのですが、1分、2分と待ってもランプが点灯せず、バッテリーの電源ボタンを押しても反応が無い状態でした。

『昨年買ったやつだぞ!』と軽い怒りを感じつつ、慌てて取扱説明書を読んで確認してみました。どうやら原因は【自己放電現象】ではないか、と推測されました。
空調服のバッテリーに使用されている【リチウムイオン電池】を始めとした電池は、何もしなくても電気を消費してしまう現象が起こるようです。そのため、バッテリー残量が『0%(ゼロ)』の状態で長期間保管してしまうと、その間に【過放電状態】となり、「電池容量の急激な低下」や「バッテリー内部抵抗の大幅な上昇による電池の劣化」が進んでしまうそうです。

昨年のことで、使用しなくなった時点の充電残量までは覚えていなかったのですが、多分現場にてフル稼働したあと、充電もせず約半年間も放置してしまったことによる急激な劣化が原因だと推測されました。単価は平均でも1万円前後もするバッテリーの買い替えと、暑い日に現場で空調服が着用できないという状況と、原因が自分である事実に行き場のない怒りと落胆を経験した夏でした。

このようなことから、空調服のバッテリーを来年の夏まで長期保管する際には、完全放電状態(電池残量0%)にならないように注意しましょう。また充電を満タン(100%)にしてしまうと、逆に電圧が高い状態で保たれてしまうので、これまた電池に負担がかかってしまうようです。

保管する際の充電量は【30~50%程度】が理想、のようです。
来年の夏もまた暑くなることが予想されます。着用しなくなった空調服のケアをしっかりおこなって
私のような余計な出費と絶望感を経験しないよう、正しく保管するようにしてくださいね!

 

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