今回は、【上級スリーブ講習】についてご説明します。
【初級スリーブ講習】ブログのときにも説明しましたが、当社:品質管理課にて実施している【スリーブ講習】は【初級】【上級】の2種類があります。
スリーブ講習は、スリーブ研修センターにて実際の型枠や、各構造体の鉄筋模型を使用して受講者が実際に見て触ることのできる【体験型】の講習となっています。
上級スリーブ講習は、図面の読み方や図面符号などの基礎知識、現場での墨出しに必要な基礎知識などの座学や、実際の型枠を使用した墨出しの実技など”図面・墨出し”に特化した講習となっています。

上級スリーブ講習は、以下のカリキュラムとなっています。

①座学講習
1、施工図の種類、通り芯、階高(SL・FL・GL)、図面符号の説明
2、現場での墨出し作業に関する基礎知識(墨出し作業、返り墨)
3、スリーブ・インサート工事の墨出し方法
(地中梁、スラブ、梁、壁、インサート)
4、スリーブ資材に関する基礎知識(スリーブ材の材質、サイズの選定)
5、開口補強、補強鉄筋、環状補強鉄筋(ウェブレン等)の説明
6、スリーブ工事の注意事項(スリーブの離隔、インサート支持間隔)

②実技講習
1、型枠上での墨出し実習(スラブスリーブ、梁スリーブ、インサート)
2、地中梁スリーブ墨出し実習(レーザー墨出器、オートレベルの使い方)

この講習は、基礎技術の体験や知識学習を目的としており、講習後受講者が実際の現場にて
作業に従事し、経験を積んでいくことによって技術を習得するための【一助】となる講習です。

※現在は実施しておりません。

 

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