今回は、『ピット内作業』時における安全対策について代表的なものを説明します。『前編』にて説明しましたが、マンションやビルなどの建物の基礎部分には『ピット』と呼ばれる人が通れる空間(スペース)があり、配管・配線スペースとして活用します。

ピット内にて作業する際に注意すべきことは、『開口部』と『酸素欠乏症』です。ピットは、床の開口部から入坑することが多いため、第3者が転落しないように入り口を衝立(ついたて)などで区画します。

ピット内作業に従事するには、法律により技能講習及び特別教育を修了した人でなくてはならないと義務付けられています。安全知識を有している資格者でなければなりません。(酸素欠乏等危険作業主任者技能講習、酸素欠乏等危険作業特別教育)。作業主任者は入坑前にピット内の酸素濃度を専用機器にて測定します。(大気中は約21%(正常空気濃度)、18%以上(安全限界)、18%未満(酸素欠乏状態))


作業中の酸素濃度確保のために、送風機にてピット内に送風します。

作業時は監視人を配置して常に作業の状況を監視し、異常があった時はただちにその旨を酸素欠乏危険作業主任者及び、その他関係者に通報する者を置くなど、異常を早期に把握できるような措置をとります。
また、酸素欠乏事故が発生した場合には、2次災害の可能性を考慮し、直での救助はしないこと。などなど、安全対策はまだまだ沢山あります。当社では、労働災害を未然に防ぐため有識者が常時安全パトロールを実施しています。

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